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馬鹿は風邪をひかないの本当の意味

20年振りくらいに風邪をひいた。

朝から体がだるかったのだが、今日はちょっと調子が悪いな、くらいに考えてそのまま出社した。

会社で仕事をしていると、なんだか顔が火照っているのが自覚できて、今度はぞくぞくと寒気がしてきたので、ここで初めて、風邪かな?、と思い始めた。

 午後、仕事を休んで病院で受診すると、風邪との診断だった。

やはり熱も出ていて、薬を出してもらい、その日はひたすら眠ったら、翌日には熱は下がっていた。

 20年振りに風邪をひくと、もう風邪がどんなだったのか覚えてなくて、すぐに風邪をひいているということが自分でもわからなかった。

よく、馬鹿は風邪をひかない、などというが、この言葉の本当の意味は、馬鹿は風邪をひいたことに気がつかない、ではないか。

今回の経験でそう思った次第である。