柔軟剤の良さがわからない
柔軟剤のCMなどをテレビでよく観るし、実際、ふとすれ違った人から柔軟剤の匂いがする、という経験をよくするので、柔軟剤は広く普及しているのだろう。
でも俺には柔軟剤の良さがわからない。
柔軟剤とはその名の通り、選択した衣類などが柔らかくなるのだろうが、そもそも俺はそれが気に入らない。
Tシャツやジーンズなどは洗いざらしの少しごわごわざらざらしているくらいの肌触りが好きなのだ。うん。
タオルなども、柔軟剤を使うと吸水効果が薄れてしまうような気がして気に入らない。
シャワーから出て、タオルで体についた水分を拭き取るのだが、俺は、タオルが水分をぐんぐん吸い取ってくれるイメージを持っている。
しかし柔軟剤を使って洗われたタオルで体の水分を拭き取ると、皮膚の表面の水分を広範囲に延ばしているだけ、つまり、ちっとも水分を吸収していないように感じるのだ。
はあ?、と俺は心底思う。
そしてなにより、あの匂いの良さがわからない。
あれが良い匂いだとはどうしても思えないのだ。
とりあえず安っぽくね?まあ匂いなんてものは、好みの問題だけどさ。
しかし、まわりから当然のように漂ってくる柔軟剤の匂いからすると、相当普及しているわけで、俺のこんな好みは少数派だと思われる。
まあ、ただのおっさんの独り言だ。