あおり運転について思うこと(あおってしまう心理)
優先道路を普通に直進していると、路地からありえないタイミングで車が出てきたから急ブレーキをかけると、そのありえないドライバーはあいさつもせず自分の前を普通に走り出す。みたいなことが時々ある。
そんな時、あおろうかな?、とか、次の信号で停まった時、その車のドライバーに注意してやろうかな?、などと考えてしまうが、それをスマホなんかで動画撮影されてしまい、その動画がテレビのニュースなんかで流れてしまうのを想像すると、そんなことはできない。
テレビでは今もあおり運転をしている車や、怒り狂ったドライバーが恫喝している映像などが流れている。
確かにそういう行為は良くない。というか悪い。
でも、僕は思うのである。
そういう行為をさせてしまった原因、きっかけ、発端があったのではないか。と。
テレビなどは、あおり運転や恫喝の映像は流して、これはひどいですね~、などとアホみたいなコメントを垂れ流しているが、その原因については一切触れない。
でも、僕は想像してしまう。
恫喝されながらスマホで動画を撮影している人がどんな運転をしたんだろう。あおられながら、ヤバー、などと言っている人がどんな運転をしていたのか、と。
あおり運転や恫喝は絶対に悪い。
でも、そんなことを好き好んでやる人がどれだけいるだろうか。やろうと思ってやっているわけじゃないはずで、その人はむしろ危険な目にあったのではないか。と僕は想像してしまう。
テレビは、なぜ、あおり運転や恫喝に至ったのかについても報道してほしいと思う。
僕は、それが知りたい。