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It is slow to notice

音楽通、映画通っぽく見られるためのぜんぜん通じゃない批評ブログ。

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【映画】『タクシードライバー』の通っぽい感想

映画 タクシードライバー デニーロ ジョディフォスター タンカースジャケット タンカース フライトジャケット

【通っぽい感想】

デニーロが着てるタンカースの左腕に付けてるパッチのKing Kong Companyって、トラヴィスベトナム戦争の時に所属してた部隊なんだよね。架空だけど。』

はい。もう、映画の感想ですらありません。タンカースジャケットの薀蓄をしゃべっているだけです。

いや、タンカースの薀蓄でもありませんでした。タンカースに縫い付けてあるパッチの話です。

映画の内容については、ラストの解釈を含めていろいろネタは尽きませんが、ここは敢えてのタンカースです。映画の内容について語るとなると、アメリカの狂気が~とか、ベトナム戦争の影響が~なんて重い内容になります。だから敢えてですよ。

映画はもちろんのこと、ファッションにもアンテナ張ってますよアピールができるのではないでしょうか。(タンカースでできるのか?)

 

 

 

 

ニューヨークにある小さなタクシー会社に運転手志望の男性が現れた。ベトナム帰りの元海兵隊員と称する彼、トラヴィス・ビックルは、戦争によるのか深刻な不眠症を患っているため定職に就くこともままならず、タクシードライバーに就職。誰となく目的地まで送り届け運賃を受け取るルーティンワークの日々を送っていた。社交性にやや欠け、同僚たちから守銭奴とあだ名されるトラヴィスは、余暇はポルノ映画館に通ったり、深い闇に包まれたマンハッタンを当てもなく運転する、という孤独の中にあった。そして、そこで目にする麻薬と性欲に溺れる若者や盛り場の退廃ぶりに嫌悪を示していた。

ある日、トラヴィスは次期大統領候補パランタインの選挙事務所付近を通りかかる。彼はそこで勤務する女性に魅かれ、選挙運動に興味を示した。彼女はベッツィーと言う名で、トラヴィスは彼女をデートに誘う。徐々に懇意になっていく二人だったが、トラヴィスは日頃の習性でベッツィーとポルノ映画館に入り、激昂させてしまう。以来どうなだめても応じず、思うようにことが運ばない彼はついに選挙事務所に押し掛け「殺してやる」と罵るのであった。

民主主義の理想と現実の狭間で、トラヴィス不眠症は深刻さを増し、心は荒んでいく一方であった。「腐敗しきったこの街を俺が浄化してやる」という思いは憤怒から実行性を帯び目的へと固まっていく。そんな中、トラヴィスのタクシーに突如幼い少女が逃げ込んできた。ヒモらしい男が彼女を連れ戻すが、トラヴィスは方向性を定めるにいたった。

ラヴィスは裏のルートから拳銃を仕入れ、射撃の訓練と肉体の強化に励んだ。「俺に用か? 俺に向かって話しているんだろう? どうなんだ?」トラヴィスは鏡の前で、半狂人と化した自身の鏡像を前に不敵な笑いを浮かべ、あるいは怒りに満ちた表情で瞬時に拳銃を突き出すのであった。

そんな中、トラヴィスは行き付けの食料品店で強盗事件に居合わせた。彼は咄嗟に拳銃を取り出し犯人を撃つ。刑事気取りの彼は偶然にもいつかの少女と会う。アイリスと名乗る少女にトラヴィスは売春で稼ぎ学校にも行かない生活を止めるように説得した。アイリスは、恋愛などではなくヒモに騙され利用されていることに気づいていない。しまいに少女にあきれられてしまうトラヴィス

ラヴィスは浄化作戦を実行に移す。次期大統領候補であるパランタインの集会に現れたトラヴィスの出で立ちは、モヒカンサングラス。パランタインを射殺しようとした彼はシークレット・サービスに目撃され人混みの中を逃げ去った。その夜トラヴィスは、アイリスのヒモ、スポーツのアパートを訪ねた。トラヴィスはスポーツや用心棒、さらにアイリスの眼前で買春客を立て続けに射殺。自らも銃弾を受けて重傷を負うも、マスコミは彼を一人の少女を裏社会から救った英雄として祭り上げる。

心変わりしたベッツィーからも好意を寄せられるが、彼は何事もなかったかのように夜の街をタクシーで一人彷徨い続けるのであった。

 ラストの解釈をいろいろ考えるためだけでも観る価値はあります。